私は、地域の活動を通じて「住民の声は簡単には行政に届かない」と痛感したことをきっかけに、 住民の声を市政に届ける役目をしたいと思うようになりました。 また、PTAや自治会の一員として地域や子どもの教育環境を整える中で、子どもの安全を守る 仕組みのあちこちが機能不全に陥っていると感じるようになりました。特に、支援が必要な方とそ の家族が安心して暮らしていくには、心細すぎる現状を感じています。当事者として、リアルな声 を市の福祉環境の仕組み作りに活かし、産業と福祉の連携で雇用を生み出し、誰もがいきいきと暮らせる町、さらに将来、子ども達が石巻で働きたいと思えるような町づくりを目指します。 また、私が住んでいる河南地区の町づくりは、足踏みしていると言わざるを得ません。震災後の 人口が20%以上増えた須江地区でさえ、10年経った今でも利便性は低いままです。国道108 号石巻河南道路計画の実行を皮切りに、市の中心部だけではなく、隅々まで地域の特質を生かした 町づくりを推し進めていきたいと考えています。 山積する石巻市の課題に、全力で取り組んでいく覚悟です。皆様からの力強いご支援を賜ります よう宜しくお願い申し上げます。